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豪華客船での演奏の仕事1日目

突然ですが、豪華客船で演奏のお仕事です。

1週間、クルーズシップの演奏仕事で上海に行って帰ってきます。

行程のあらすじ

横浜発、清水、鹿児島経由です。海上ではWiFiや通信が通じ辛い事が多いらしく、それぞれの港でまとめて連絡が取れやすい状況になるかと思います。記事の更新に少しムラがあるかもしれませんがご了承ください。メッセンジャーのやりとりは、少しレスポンス遅れるかもしれませんが可能です!船上で空いた時間で曲書きも進められそうです。6弦ベースのコードワーク強化週間になりそうです。どんな体験が待っているか楽しみです。

というわけで

おはようございます。
現在、静岡は清水港に停泊中🛳

せっかく稀有な体験をしているので
船内の様子を記事にてお伝えしていこうと思います。

今回乗ることになったのは
Super Star VIRGO (ヴァーゴ)という船で、
2000人以上の人が乗ってます。


中国系やフィリピン系の方が多いですが、
中には日本人やオーストラリア人ドイツ人もいて、船内ではみんな英語が通じます。

横浜の大さん橋から出発して
静岡→鹿児島→上海→大阪→横浜
に戻るというルートで、
1日に3回ほど、毎日ローテーションを組まれて
様々な曲を演奏するというもの。

シンガーのアシストで、本来ピアニストが
呼ばれるはずだった枠なのですが、
ピアニストが誰も予定が合わなかったために
急遽お声がかかり、「6弦ベース持ってきて!」
と言われ、ベース1本で伴奏をするという内容です。

こういうとき、普通のベーシストと違うスタイルを研究しておいてよかったなぁと思います。

初日は夜19時に大さん橋に集合し、
パスポートなどのチェックを終えていざ乗船、、デカイ!

と思ったのも束の間、いきなり
巨大な馬の黄金像のそびえ立つメインロビーの
ピアノの前にて、サウンドチェック。

フィリピン系のサウンドチームと回線のやりとりをして、昨夜は終わり。

船内レストランで中華料理を頂き、
翌日から始まる演奏の打ち合わせを終えたら
いつの間にか出航。
特にアナウンスとかはない(笑)

結構遅い時間になってきたけど
船内を散策していたら、明日の朝サウンドチェックをする事になっている別のバーに辿り着いたら
なんとバンドが演奏している!

遅い時間だったので観客はもう3人ほど。
途中から現れた僕に女性シンガー3人が
「何かリクエストはある?」ときいてきたので
「Ain’t no Mountain High Enoughをプレイできるか?」とリクエストしたら、
なんとバッチリ!コーラスワークやキメも
しっかり再現してくれていて、
さすが仕上がってるなぁ〜と、ニコニコな気持ちに。

その後数曲を終えたバンドはステージから降りてきて、メンバーと軽く挨拶。
とても気の良い人たちで、軽く自己紹介も出来たところで解散。

今日からいよいよ本番1週間、何が起こるやら。

(2017/10/16筆)

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