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失敗に対する恐怖心を無くす方法

こんにちは、森田悠介です。

突然ですが、あなた失敗って怖いですかね?

失敗したら怖いですよね。

けど、失敗しないことには、上達もまたあり得ませんよね。

早く上達するにはどうしたら良いのか?

結論:失敗しても良いから、とにかくトライしてみる

です。

初めてのPenny(もどき)

先日、こんなツイートをしました。

これは何をしているかというと、スケボーみたいなもんです。

スケボーは、僕はほぼ全くの未経験です。興味はなかった訳ではないのですが、小さい時からなんだかんだ乗る機会がないまま大人になりました。

スケボーの中でも、「Penny」(ペニー)と言われる、ショートサイズ(22インチ)くらいのボードです。

Pennyのスペックはこちら。

  • 安い(10000円~20000円くらい)
  • Pennyはメーカーの固有名詞で、もっとジャンルでざっくりいうと「ミニクルーザー」となります
  • 僕が買ったのは、Pennyに限りなく近いけど他社製品なので、3000円くらいです。
  • じゅうぶん乗れます
  • 慣れると、速度は自転車より少し遅いくらい
  • 自転車よりも、少し息切れするくらい

こんな感じです。安いですよね。

僕は、寒いのが嫌なので、少しでも外に出る時に体を温めたいと思ったのと、

近所のジムに通う往復を、これで済ませられるようになったら一石二鳥だなぁと思い、

先月末に急に思い立ち、調べて購入に至りました。

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↑こちらが本家のPennyです💁‍♂️

色もいろいろあってカラフルで良いですね。

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↑ちなみに僕が購入したのはこういうタイプの、廉価版です。

これで様子を掴んで、転んで練習しまくって、楽しくなってきたら本家に乗り換える、というのもアリかと思います。

ちなみに22インチがミニクルーザーというのに大して、

27インチのものを「ニッケル」と呼ぶそうです。ニッケルの方が、乗るところが広いので安定性があり、初心者に向いてるそうですが、22インチの短い方が、スピードが出やすいとの事で、僕は初めから22インチを選んでみました。

練習期間はまだ1週間程度です

もちろん、いきなりうまく乗れるわけはありません。

こんなツイートをしました。

転ぶ事を恐れるからスピードが出せないのであって、転んでもいいから一度スピードに乗った状態を擬似的にでも体験してみる。 そのスピードに乗ったときの状態の気持ち、体の重心、力の抜き方を繰り返し覚える。 これは多分、あらゆる事に共通してるかもと思いました😌恐怖をなくすには、まずトライ😌

楽器にも共通:恐怖をなくすには、まずトライ、です。

あらゆる事に共通しているかもと思いました、と書きましたが、例えばこれを楽器の上達に置き換えてみたら、どうでしょう。

そんなテンポで弾けるわけない… とかいうのも、全部思い込みですよね。 言葉とか思い込みの力はスゴいので、弾けるわけない…って思ってるのは自分なので、そう思ってるうちは体が硬直する。 けどいきなりそのテンポのセッションにぶち込まれたら、なんか音出すしかない。逆に、出さなくてもいい😌

これは本当にそうなんです。例えば180BPMの高速なビートのセッションの中に放り込まれたらどうでしょう。

メトロノームで鳴らした事もない速さだ、、どうしよう。。。

けど、別に必ずしもそこで「16分音符で何か弾かなきゃいけない」なんて事ないですよね。

無理して弾けないなら、全音符や2分音符で長ーい音符を弾いたっていいんです。

大事なのは、「180BPMの中に混ざって参加している時の気持ち、状態」を感じる、知る事です。

これは、トライしてみないとわかりませんよね。

気持ちの問題なんです。

ちなみに 本番だとうまく弾けない、レコーディングボタンを押した瞬間ミスりまくる これらも全部気持ちの問題だと思ってます。 無意識のうちに「よく見せたい」と働いてしまうんだなぁ人間だもの しかしそれは無意識にロスを生む。 日頃から練習もカメラやRecボタンを回すようにするとある程度慣れる

練習だとうまく弾けたのに、という場合もあると思います。

これは、練習と本番での環境の違い(モニター環境であったり、音量の違いから来る指のタッチの違いであったり)なども要因として挙げられますが、やはりメンタル面の違いでしょう。

という事は、ステージに上がろうが録音ボタンが押されようがカメラが回ろうが、おうちで練習している時と同じようにリラックスして、いかに!ちょう自然体でいられるかが、大事になってきますよね。

もちろん、そのレベルに到るためには、

  • 圧倒的な反復練習
  • あらゆるシチュエーションにも対応できる柔軟な考え方
  • そのための知識、理論など
  • 人に対する優しさ

など、色々な要素が絡み合ってくるので一朝一夕には行かないと思います。

けれども、どれもこれも

「自分にはまだまだできるハズない。。。」というメンタリティが一番、成功を遠ざけてしまうように思います。

安心して失敗できる場:これも重要

とはいえ、いきなり野戦に放り込まれて、死ぬ、みたいなことは、音楽の世界ではあり得ないにせよ、やはり安心して失敗できる環境、というのは上達において大事ですよね。

先ほどの坂道でコケる動画も、

絶対に車がこない

坂が急すぎない

という条件があるのである程度安心して練習出来るわけです。

いきなり車道の下り坂とかで突き放されたら、多分最悪死にますよね。

そんな事を考えていた矢先に、僕の友達である社長が、大変興味深いワークショップの動画をアップしていたのでシェアします。

まさにこういう事を考えていたタイミングでこのツイートが飛び込んできたので、驚きました😌

冒頭から、「インプロビゼーション」という言葉の本当の意味について触れられていて、

大変「ほおおおおお〜〜〜〜!!!」となりました。

YouTubeリンクはこちらです💁‍♂️ 11分くらいの動画なので、サクッと観られると思います。冒頭だけでも価値あり。

動画は、主に「演劇」におけるインプロの初歩について、みんなで出来るワークショップについて説明してくれていますが、演奏家や、喋る人、ひいては会社のチームビルディングなど、あらゆるジャンルの方に応用できそうです。

失敗を、暖かく笑ってくれる環境があると、より安心して、失敗することが出来るし、失敗を笑い合いつつ、うまくいった時の成功体験も感じられますね。

ちなみにこの企画をしてくれている「いつでもおかえり」代表のしみこさんは、僕の高校時代の同級生でもあり、

2018年のヨーロッパ旅の際に「投げ銭ビスケット」の機能を立ち上げて僕の旅の支援を協力してくれていた方です。

相変わらず素敵な発信をしてくれていて、嬉しく思います😌

最後に、演奏動画です。

さて、先日の演奏より動画を一本シェアします。

このバイオリニストとは去年の11月に沖縄で知り合い、初めて演奏をし、2月に再び東京で再会し、共演を果たしました。

このバイオリニストは、元々はクラシック出身で、Jazzのインプロ理論は学んでおらず、しかしインプロには興味がある、やりたい!と言ってくれたので、是非やりましょう。との事で、何も決めずに演奏したシーンの一幕なのですが、とても美しい瞬間が生まれました。

GINZA ATTICにて。Piano 佐山こうた Violin 銘苅麻野

感じるままに音を出す😌何も決めずに即興でお互いから出てきた音を聴いての12分間の演奏のうち、後半のシーンです。 偶発的な演奏で、これは書けない。 静謐と爆発の同居する音楽は、個人的なテーマとしては目指すところのひとつです。

森田悠介

というわけで、今回のテーマは

早く上達するにはどうしたら良いのか?

結論:失敗しても良いから、とにかくトライしてみる

Photo by Priyanuch Konkaew on Unsplash

なんでも良いので、どんどんトライをして、失敗をして、うまくスピードに乗った時の感覚をガンガン掴んでいきましょう。あらゆる事に応用できる考え方だと思いますので、参考になりましたら嬉しいです。僕も頑張ります。

というわけで、おわりです。

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