おはようございます!
昨日はリズムをモチーフにする話をしました。
みなさん、どんな楽器でも「ドレミファソラシド」は
割と早い段階で弾けますよね。
ピアノでいったら、白い鍵盤を弾くだけ。
これだけで、十分にアドリブがとれるんです。
もちろん、そのためにはある程度の条件がいりますが!
例えば、
曲の中で、こんなコード進行が与えられたとします。
コード進行①
【 Dm7 / G7 / C / Am7 】
🔈音源サンプル1Tips2_2516_loop.mp3Shared with Dropboxwww.dropbox.com
(📱手順→右上の✖️押す→ダウンロード→直接ダウンロード)
★「コード」と聞くと、もう分からん!ってなってしまう人もいると
思いますが、上でなっているコード進行、結構聴いたことある感じだし、
「あ、なんかよくあるやつ!」て感じするでしょ?
上のコード進行は、まさに「白い鍵盤だけ」使われて
できている、
王道コード進行のうちのひとつなんです。
このコード進行を流しながら、試しにお手持ちの鍵盤がある人は
白い鍵盤だけで。
それ以外で自分の楽器がある人は、
Cメジャースケールのドレミファソラシドだけで。
それ以外の人は、歌う。
「トゥトゥトゥ〜」とか「ダダダ〜〜」とかでいいです。
何をやったらいいか分からない人は、
昨日書いたように、リズムを一個決めて、それを繰り返す、で良いです!
その時に、選ぶ音は、ドレミファソラシドの中の、どれでも良いです。
「ドミレラソー、休 / ファファファミレー、休 / ドドドレミードー / ミミミレミー、休 」
みたいな感じで。(譜例1を参照)
でも、あんまり考えすぎないで、適当に白い鍵盤(ドレミファソラシド)だけ弾いてみたら、それで良いです!
🔈音源サンプル2 「試しに弾いてみた」Tips2_2516_sample1.mp3Shared with Dropboxwww.dropbox.com
🔈音源サンプル3 「結構それっぽく弾いてみた」Tips2_2516_sample2.mp3Shared with Dropboxwww.dropbox.com
どうでしょう?
どちらも、白い鍵盤しか弾いていません。
でも、モチーフとなるリズムとかのアイデアを
ガラッと変えるだけで、これだけバリエーションが
付けられることがお分かり頂けるのではと
思います。
___
★もう一個、王道のコード進行を紹介します。
コード進行②
【 Fmaj7 / Em7 / Dm7 / Cmaj7 】
🔈音源サンプル4Tips2_4321_loop.mp3Shared with Dropboxwww.dropbox.com
これも、結構聴いたことあるでしょ?
シャララララ、シャララララ、とか
聴こえてきそうでしょ?
知ってる〜〜〜〜!(Lovin’ you)
4度、3度、2度、1度という下降進行ですね。
これも、コードを鳴らしながら同様に、
白い鍵盤だけ、もしくはCメジャースケールだけ、で
弾くなり歌うなりしてみてください。
意外と、いろいろ出来そうでしょ?
___
さて
これらのコード進行の上で、
ドレミファソラシドを弾き続けても大丈夫なのには
論理的にも理由があるのですが、
簡単に言うと
key Cにおいて
白い鍵盤だけでできているコードは、
「ダイアトニックコード」と呼ばれる
超・基本的なコードなんです。
逆に言うと、黒い鍵盤が登場しだすと
いよいよ本格的に理論の勉強っぽくなってきます。
連載5日目、7日目あたりにコードとスケールの話で
様々なスケールと共に、改めて取り上げてみようと思います。
簡単すぎるぜ!
もっと難し目なアイデアが聴きたい!って
ストイックな人には、
8日目あたりに「インターヴァリック」とか
「ホリゾンタル」とか「バーティカル」とか
出てきますので待っててね。笑
最後に、コード進行②で
ちょっとおしゃれなアプローチをしてみたら
こんな感じ、というのを聴いてみてください。
🔈音源サンプル5 「コード進行②で頑張ってみた」Tips2_4321_sample.mp3Shared with Dropboxwww.dropbox.com
これも、条件は同じ。白い鍵盤しか弾いてません!
しかも、随所に
「2度繰り返せ!」とか「リズムのモチーフを使え!」
とか
昨日出てきたちょっとしたアイデアを発展させているに
過ぎないのです。
(譜例2)
______
さて今日はこんなところまで!
いかがでしたでしょうか?
明日は少し
違うアプローチからの内容をお届けします。
お楽しみに!
●ご感想などぜひコメントで教えてくださいね!
●サンプル音源はどうぞご自由に持って行ってください。
●記事のシェアも大歓迎です。
(2018/3/20筆)