前回では
作曲の際に、部分的にコードを
メジャー化するか?とか
それに合わせてメロディを変えるか?とか
そんな話でしたね。
ある程度の理論を知っていないと
扱うのが難しい、クセのあるコードの連結や
クセのある音っていうのは確かに、存在します。
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まぁ僕はベーシストなので
特にベースが音楽全体に与える影響が
強い事も理解していますが、
他の楽器でも、同様!
例えば、管楽器や弦楽器など
単音楽器の人なんかにも言えますが、
「いま自分が吹いてる音は、
コードに対して9thの音だな!」とか、
「メロディックマイナーで駆け上がってきて、
着地が次のコードのマイナー3rdに到達しているんだな!」とか
元の曲のイメージを崩す事なく
それでいて かつ 世界を広げるような
内容をプレイしようと思うと、
楽曲をどれだけ理解しているかって事が
めちゃ重要だと僕は考えます。
ほら、ロナルドブルーナーJrさんも
「Play the song.」って言ってたし。
アドリブというのは
文字通り、何も考えず
パッ!と出来ないといけないですから、
理想とするプレイに近付くためには
少なくとも練習の段階では
例えば
●ⅱ-ⅴ-ⅰの進行で使えるフレーズを
ひたすらバリエーションを練習したりして
その進行が来たら無意識に繰り出せるくらい
反復して練習する
そういった地道な、理論詰めの練習は、
一見すると【即興】とは真逆の作業のように
見えますが、
まずはそういった適材適所な語法を
じっくり学んで、
加えて身体の筋肉記憶(マッスルメモリー)と
一緒にセットでモノにする事で、
確実に習得のスピードアップに
繋がります。
世界中見渡すと
素晴らしい楽器プレイヤー、
インプロヴァイザー、たっくさんいますが
そして、そういう人たちと
対等に会話をできるように
なりたいなぁ、と思うならば
やっぱりその言語(音楽理論)を
ちゃんと学ぶという事は
めちゃめちゃ大事ですね。
ある程度まともに喋れるようになってから
捨てれば良いんです。
というわけで、
アドリブが必要な奏者も
そうでない奏者も、
もちろんシンガーも!
楽器や声を自由自在に
コントロールできるようになるために、
作曲や音楽理論を学ぶのは僕は非常に
有意義な事だと思います。
バンバン曲書けたら、
単純に楽しいしねー!
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