どんな記事が読みたい?という
質問に対して、
「練習に対する時間の割き方」、
「毎回やる練習ルーティンや、
昔やってタメになったことなど」
というのを頂戴したので、
数回に分けてそのテーマで
書いてみようかと思います(・ω・)
そして、昔からの良い楽曲には
必ず、素晴らしいプレイヤーの名演が
潜んでいるというもの。
これらを、自分のモノにしない手はありません。
何をやるかというと、
好きな楽曲、往年の名曲、
かっこいいけどどうなってるんだ!?
と思う曲。
なんでもいいですが!その曲の
①「自分のパートの譜面」を、
耳コピして書き出す!
ベーシストなら、ベースの譜面。
ギタリストなら、ギターのカッティングの
パターンとか。
管楽器の人は。。。もうホーンセクション
全部拾っちゃいなよ。
この時、
②コード進行も、全部拾う!
細かいテンションノートが積んでるサウンドが聴こえたら、
そこまで全部書く!もちろん、耳だけで拾いきれないうちは
鍵盤とかに頼ってもいいです。なんども止めて、
繰り返し、拾えるまで聴いて、全部書く。全部。
ゴーストノートとか、グリッサンドのフィーリングとかまで、
書けるところは全部書く。全部。
※で、なるべく譜面は手書きがいいです。
手書きで綺麗に書けるようにする。
今はPCのソフトとか便利ですが、
最初はできるだけ頼らないほうが良い。
紙と鉛筆だけで綺麗なものを書ける技術を
先に身に付けるほうが絶対良いです。
ボールペンは後から消せないから、
まずは鉛筆が良いです。
③全部書けたら、それをまずは
音源と全く同じタイム感、フィーリングで弾けるか
コピーしてみる。
ミシェル・ンデゲオチェロ(ベーシスト)のタイム感なんか
マジで何度やったって同じように弾けなかったんだから
弾けるようになるまで試行錯誤する。
くそっっ!なんでだーー!って。
④これを、最低1週間に1曲は、やる。
これを、最低1週間に1曲は、やる。
これを、最低1週間に1曲は、やる。
これ、1日に6時間も使えば1曲拾えるし、
慣れてきたら2時間もあれば拾えるし、
もっと慣れてきたら30分で拾えます。
空いた時間で練習じゃー!
_____
もちろん、師匠の教えもあっての事ですが。
どんどんネタがなくなってくるので(笑)、
あらゆるジャンルのあらゆる曲をコピーする
わけですよ。
そうすると、3年後にはあら不思議、
あらゆるスタイルのリズムパターンや
アレンジのポイント、楽曲のクセ。
「こういう譜面ヅラだと、こういう音になる」
ってのまで含めて
パッと譜面を見ただけで
分かるようになってるではありませんか〜〜〜
本当は、それをチェックしてくれる人が
いる状態でやるのが一番好ましいですがね!
高いレベルのプレイヤーのみなさんが、
パッと瞬時に耳コピしてるのをみて
「うわ。。。あの人は天才だからあんなに早いんだ。。」
と思うなかれ。
誰だって最初は絶対こういう地道な事
通ってるはず。やってるんですよ。みなさん。
しかもそこに「ソルフェージュ」とか
「聴音」とか、耳鍛えるメニューも組み込んで。
で、ずっとやってると、知らずのうちに
自分の中でそれが体系化されていって、
感覚レベルに落とし込めるくらいになって、ようやく
みんながびっくりするような「パッと音拾う」
ような技術にまでなるんです。
なめんなよ!!!
って話です(笑)
例えば
「バークリーいった人とか、マジすごーい、
やっぱり天才なんだ、、、」って!?
チガーーーウ!
みなさん、やってますから。
なんなら、もっと過酷な課題とかを
死にそうになりながら
やってますから。
もちろん、生まれながらにして
特殊な能力を持っている人は、そりゃあいる。
けど、程度問題はあれ、絶対みんな
苦労して上達してるんですよね。
あとは、それをいかに楽しみながらできるか、
どちらかというと、そこが才能の分かれ道な気も
しています。
・・・
ちょっと熱くなりすぎてしまった(笑)
でも、自分の運命を変えてくれた
「音楽」に対して敬意を払って、
自分もその音楽で人に感動を伝えたい、、!
と思うのならば
それくらいの気合いでやっている人が
やはり最後まで残るんだろうな、と確信しております。
暑苦しい記事になってしまいましたが、
たまにはいいかな?笑
明日はもう少しライトに
僕のオススメ基礎練のアイデアをご紹介しましょう。笑
みなさんはどうお考えになりますか?
感想やご意見、シェアなども大歓迎です!
(2017/12/3筆)