おはようございます、森田悠介です。
昨日は、珍しい場所に珍しいライブを聴きに
行っていました。
ボストン交響楽団と
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のメンバーのコラボによる、
弦楽四重奏 (Violin1,2,Viola,Cello)、
&六重奏(そこにFrench Hornが2本加わる)
の演奏と、
アライブ・ペインティングという、
液体を用いた即興の絵画をスクリーンに投影する独自のアートで世界を翔ける
友人のアーティストであるAkiko Nakayamaの
コラボレーションを観るために六本木スーパーデラックスに。
事前に告知されていた演目は、
●ベートーヴェン
六重奏曲 変ホ長調 作品81b、
●ショスタコーヴィッチ
弦楽四重奏曲第9番 変ホ長調 作品117
いずれも、
そうです、思いっきりクラシック楽曲。
であるにもかかわらず、
会場は老若男女、国籍問わず溢れかえって超満員!
会場となっていた六本木のスーパーデラックスは
通常は大音響のライブや、クラブイベントも
行われるようなコンクリート打ちっ放しの
ハコです。
しかし、このような空間でカジュアルに
クラシック音楽を自然に楽しんでもらいたい、
というのが
今回のコンセプトだったようで、
ヨーロッパ以外では今回の東京が
初の開催だったとの事。
聴衆により近く、親密な空間で本物のクラシックを気軽に楽しめるイベントとしてドイツで始まり、クラブならではの一体感を生み出すクラシック音楽の新たな試みとして人気の「クラシック・アンダーグラウンド(KLASSIK underground)」
という、素晴らしいイベントでした。
また、そこにリアルタイムで生きる絵画の
投影を行うアートのAkiko Nakayama氏も
本当に素晴らしく、合間の時間に
色々とアートについて話を伺っていたら、
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
本当に素晴らしいアーティストです。
彼女のパフォーマンスを、
父親に肩車されながら
じっと見つめ続ける小さな女の子もいたりして、なんだか嬉しい気持ちになりました。
お酒を飲みながら、ユラユラ聴いているような
人もいました。
派手な格好の人もいれば、会社帰りの
スーツの方も。
アートとかクラシックとかって、
難しく考えずに、こうやって
ごく自然に楽しみに行って、
何か新たな気持ちや刺激を持ち帰れる。
ジャンルとかの垣根を越えて、
こういった場が日本にももっともっと
増えたら素敵だなと感じました!
こういうイベントなら、
みなさんももっと自然に、
クラシック音楽も聴きに行ってみようかな、
という気持ちになりませんか?(^_^)
(2017/11/11筆)