昨日2/27はこんなライブでした!
ライブというのかコンサートというのか
演奏会というのか・・・正直どうでもいいね!
見たことあります?こんな編成。
他ではなかなか見られないんじゃないかなと
思います。
僕はエレクトリックベース奏者なので、
クラシックとかそういう世界とは無縁・・・
なんてことは一切なく!
むしろクラシック音楽も大好きですしね、
ラヴェルとかレスピーギとか大好きですよ、ええもう。
そして、エレクトリックベースでも
こんな室内楽のような音楽にも
参加できるんだぜ!という、あまり前例がない事に
トライするのも大好きです。
(僕が弾いているのはオランダ製の6弦ベースですが、
見た目的にもちょっとクラシック楽器とマッチするような(^O^;))
アコーディオン&ピアノの土屋恵さんと
チェロの黒川実咲さんのデュオに、
最近よくご一緒しているギタリスト
下田雄人さんと僕が加わるという形での
演奏でした。
4人全員での演奏はもちろんの事、
チェロ×エレキベース、
ギター×アコーディオン、
エレキベース×ピアノ
など、ぞれぞれの組み合わせでのデュオ演奏も
披露しました。
クラシック、タンゴ、ジャズ、、、
それぞれ皆んな全く違うバックボーンを
持っていて、それでもこうして
集まった時に
「いい音楽を作りたい、届けたい」という
共通の熱い気持ちを持ち寄って
楽しい音楽の時間にする事ができるというのは
なんと幸せな事なのだ!
そして、
譜面が正義とされるクラシックの世界、
アドリブこそが真骨頂とされるジャズの世界、
プロセスは違えど、高みを目指して
鍛錬を積んできた音楽家である事には
変わりがありません。
そんなお互いのスタイルを尊重し、
理解しあう事で、どんな音だって
一緒に奏でられます。
それこそがナイスなアンサンブルに
繋がるんじゃあないかな、
っと最近よく思います。
同じフィールドの演奏家とならともかく、
こういう異業種格闘戦みたいな編成だったからこそ、
より、そう感じました。
演奏したのは
ピアソラのタンゴや、
譜面がしっかり書かれた
クラシックとジャズが融合したような組曲、
パットメセニーのAntoniaって曲も本当に美しいし、
各々の持ち寄ったオリジナル曲も。
そして、個人的には
高校生の時に音楽が嫌いになってしまった時期に
僕を救ってくれた、
Esbjörn Svensson(エスビョルン・スヴェンソン)
という、今は亡きスウェーデンのピアニストの
Elevation of Love という曲を演奏できたのは
感慨深かったです。
(彼のトリオ、e.s.t.は間違いなく僕の音楽観に
強く影響を与えたアーティストです)
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もちろん、譜面を読めたり書けたり、
アドリブができるようになったり、と
そういうスキルは
ある程度の知識や経験が必須とされる事ですが、
頑張ってそういう力を身に付けた先には、
本当に美しい音楽のご褒美が
待っているんだなぁ、
そんな事を感じる今日この頃です。
もっともっと僕も勉強を続けないとだ。
そんでもって、
一緒に演奏してくれる皆んなに感謝。
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(2018/2/28筆)