森田悠介オフィシャルウェブサイト。森田悠介の執筆する、音楽力の上がるブログ。

拝啓ドミニク先生

おはようございます、森田悠介です。
ここのところは、
ロサンゼルスで開催される
NAMM showに向けて、
色々と音源などの準備を
日夜整えておりました。

実は今回、密かにNAMM showで再会を
期待していた人物がおりました。

フランスのベースプレイヤー、
Dominique di Piazza
(ドミニク・ディ・ピアッツァ)先生です。

彼は、ジプシーの血筋を引き、
近年では革命的と言われている
マルチフィンガーテクニックでの
ベースプレイを、かなり初期から
取り入れていた方で、
若い頃にはジョン・マクラフリン(ギタリスト)の
トリオでも活躍されていた、
知る人ぞ知るスーパーベーシストなのです。

アドリアン・フェローにもベースを教えた…
と言うと一部の方にはその凄さがお分かり頂けるかと思います。

とにかく凄まじい…
どうなってんの?ってくらい美しい。
ジェダイなのかと。

そんなドミニク先生に、実は2013年に
パリまではるばる出かけて行って、
個人レッスンを申し込んでレッスンを
受けてきた事があります。

彼のテクニックはもちろんなのですが、
どちらかというと彼の音楽の
底知れぬハーモニー感覚の解釈が
どのようになっているのか
非常に興味深かったからです。

……
…結果的には、
彼の音楽力はもとより、
人としての器の大きさ、
優しさ温かさに触れ、
最高のレッスンを受ける事ができました。
(ハーモニーの内容はとてもその2時間では
理解しきれませんでしたが^_^;)

___
それから4年以上経ちまして、
いざNAMM showに行ける!となると。
Dominiqueもきっと来るに違いない!
と思い(Markbassアーティストだし)、

先日まさに4年ぶりにメールを送りました。

「拝啓ドミニク先生。覚えていらっしゃるか分かりませんが、
4年前にベースを習いにいった
日本人の森田悠介です。幸運な事に、今回のNAMMに
行ける事になりました。
もしもいらっしゃるのでしたら、
是非またお会い出来たら嬉しいです。」

といった内容を。
(フランス語はほぼ分からないので
やり取りは英語ですが)

そうしたら、嬉しい事に
ほんの数時間後に

「ユウスケ、もちろん覚えているよ!
今年はNAMMには行かないのだけど、
素晴らしいshowを楽しんでくる事を願うよ!」


といった内容を返してくれました。

Envoyé de mon iPhone
つまり
Sent from iPhone
と締められている。

懐かしいこの感じ…(^O^)
4年前もこういったやりとりを
メールでしてくれていました。

彼に今回のNAMMで再会する事は叶わず、という
事に関しては残念ですが、

何よりも、
世界中に沢山の生徒がいるであろう彼が
アジア人のいちベース小僧の僕の事を
覚えていてくれた事に、感激しました。

たった1通の短いメールですが、
改めて世界のベースマスターに
尊敬の念を抱き、
絶対にまた再会したいと
心に誓いました。

__

●実際に僕が4年前に彼を初めて訪ねたときも
色々と素敵なエピソードがあるのですが
それはまたの機会に。

●僕は日本にももちろんベースの師匠が
いるのですが、話すとかなり長くなりますので
それこそまたの機会に。。(^O^)

かくも素晴らしい師匠達に出会えて
僕はハッピーです!

みなさんには、
師匠と呼べる人はおりますか?^_^

_____
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大歓迎です!

(2018/1/24筆)

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