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【楽器奏者がどんどん作曲をした方がいい理由】★人気記事

おはようございます!

なんで楽器奏者が作曲をすると良いのか、考えていました。

歴史的にみても、優れた作曲家は
優れた楽器奏者である事が非常に多いです。

例えば、音楽の父と言われるJ.S.バッハ様。
あの、厳格と思われがちなバロック音楽を残した
バッハ様でさえ、
即興演奏がめちゃめちゃ得意だったと
いいます。
(鍵盤ね。笑)


(もちろん、1700年代初期の当時は、現代のジャズのようなコンテンポラリーな音使いは、まだ登場していませんが)


むしろ、バッハの残した沢山の楽曲というのは、
彼が即興で弾いた音楽を弟子たちがその場で
耳コピしてマッハで譜面に起こし、
後から再現して良かったものを書き残したもの、
と言われているくらいです。
(弟子たちもすげえな・・・)

というか、バッハに限らずモーツァルトも
ベートーベンも、みんな即興演奏が大得意だったのですよ。
当時は録音して記録する手段がなかっただけで、
だから楽譜に書いて残す必要があったんですね。
クラシックって、退屈な音楽だと
思ってる人がいたらアレだけど、
きっと当時は
めちゃくちゃなパッションに溢れていて
それこそ最先端のJazzみたいな存在の音楽だったんじゃないか、
とも思うわけです。
______

前置きが長くなってしまいましたが


現代の音楽シーンにおいても。


楽器のコントロールがうまくなって、
ある程度無意識に操作ができるようになると、
より、演奏中に「音楽そのもの」に
耳を傾ける余裕が生まれます。

人と一緒に演奏する場合、

ようやく「相手の音を聴く」
というフェーズに入れるわけです。

この状態にたどり着いた人と人が合奏をする、
すなわち「アンサンブル」の力が高い者同士で
演奏を繰り返していると、たとえ既存の曲であっても、


「こういう盛り上げ方をしたら気持ちいい」
「そう!そこでドラムがこうきてほしかったんだよね!」
「だろ〜〜?」


みたいな、みんなが同じベクトルで
気持ちよくなれるポイントのようなものが、
だんだんと分かってきます。

これは、実際に演奏の現場にたくさん立っている
演奏家の方は特に共感頂けるのではないかと。

そういう段階までいったプレイヤーは、
どうしたら相手も気持ちよくなれるだろうか、
ひいては、
どうしたらお客さんもノせることができるだろうか、
そこまで考えたプレイができているはずなんです。

あと、誤解を恐れずに言うと、
素晴らしい「DJ」も、そのフェーズを知っていると
僕は思っています。
表現の手段が楽器ではないだけで。

そして、その微妙な揺らぎは、
なんと「楽譜で表しきれない要素」も
沢山孕んでいる。グルーヴとか。
それを知ってしまっている人が、
作曲やプロデュースを本気でやったら、
それは凄く素晴らしい音楽になるのではないか!?
そう思うのです。

誰だって初めから上手くは弾けません。


ずっとやってると、なにくそ〜〜
コンチクショウ!と思う壁、
沢山あると思います。

でも、そのコンチクショウのエネルギーさえも
練習しまくる力に変えられる人は、強い。
というかもう、練習は、やるしかないんです。

そうして乗り越えて得た力と、
基本から学んだ音楽の知識。
掛け合わせたら無限大の可能性が待っていると
僕は信じています。

みんながその世界を知っていたら、素敵だなあと思います。

では皆さん、素敵な音楽ライフを。

(2017/9/15筆)

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