僕がよくやる、というか一番初めに叩き込まれた
練習は、半音階ですね。
英語で言うとクロマチック。
これも、多くの先人たちが「やるべきだ」と
言ってるメニューなんで、やるべきなんだろう。笑
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僕が考えるエレクトリックベースの
基本的なフォームのポジションとしては
4フレット4フィンガー、と言って
左手の
①人差し指
②中指
③薬指
④小指の4指で4つの半音を1セットにして1ポジションと捉えます。
その範囲内ですべての指を均等に動かせるように
する、という練習です。
(注:コントラバスの場合は、またポジションの考え方が違いますので、コントラバスのプレイヤーの意見を参考にしたほうが良いと思います。)
⭐️具体的な練習内容は添付の画像に書いておきました。
まずは
5フレット人差し指からスタートがオススメ。
8分音符とかで
4弦①②③④
3弦①②③④
2弦①②③④
1弦①②③④
と登ってきたら(右手は人差し指ち中指の交互(オルタネイト)ピッキング)
下りは
1弦④③②①
2弦④③②①
3弦④③②①
4弦④③②①
と、テンポにちゃんとはめて下りてくる。
これを基本にして、
テンポを上げたり、
指の順番をランダムに入れ替えたりしたら、
いくらでもバリエーションが作れますね。
例えば登りを
①④②③ で登って
③②④① で下りてくる。
一気に難しくなるけど、
こんな感じで
どんな順列でもスムーズに弾けるようにしておく。
①③②④とか④②③①とか、いくらでも組み合わせ変えれるね。
ローポジションでも
ハイポジションでも、
それぞれフレット間のピッチが違うので、
いろんなポジションでやることを勧めます。
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あと、日常生活で小指と薬指って全然使わないので
最初は筋力が弱いので、
③④③④とかでひたすら小指、薬指をいじめる
組み合わせもあります。
きついけどこれも、すべての指を
均等に使うには必須のトレーニングです。
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後々にあらゆるスケールや、アドリブも含めて
自在なフレージングを習得しようと思うと
絶対に薬指とか小指とか、ランダムな指の動きが
発生してきます。
その時に、すでに左手の指がそれぞれ独立している状態が
完成していれば、すんなり練習したものが身につきやすいです。
そのためにも、まずはドレミのことを何も考えずにでもできる
●フィジカルな筋トレ的な練習を指に覚えこませる
●動物的な感覚で楽器のタッチを覚える
半音階の練習は、
毎日5分でも10分でも、欠かさず取り組むことを勧めます。
これ、あまり長時間やるというよりは、
楽器を触った時、寝る前、とか
とにかく「毎日」のルーティーンに組み込む事が
重要です。
空いた時間を、他の練習や学習に回すほうが有効かな。
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基礎練もコツがあって、一個学んだら工夫次第で
いくらでも発展させられるものです。
5分、10分、短い時間でも効果テキメンですが
●テンポにハマってるかな?
●一個一個綺麗な音が出てるか?
考えながらやる事が大事!
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さて今日は
ベーシスト向けの基礎練記事になってしまいましたが、
他の弦楽器でも応用が効く部分もあるかもと思います。
ぜひトライしてみてください。
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ちなみにここでの記事では
敢えて現段階では
『動画を使わない』という自分ルールを設けていますので(笑)、
動画でやれば3分で解説できる内容を
頑張って文章にしてみました。笑
もし参考になったなぁと感じて頂けたら
どうぞシェアなど大歓迎ですよ!
(2017/12/5筆)